腸に関する本のブログ

ボケる、ボケないは「腸」と「水」で決まる (藤田紘一郎)

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今回は『ボケる、ボケないは「腸」と「水」で決まる』
著者藤田紘一郎の本の要約です。

認知症は脳に起こる病気だと言うことは多くの人が知っていると思います。
しかしながら、実は認知症は「腸」から始まる病気で、その働きには「水」が最重要であると言うことはご存知でしたか?

認知症は「ボケないための腸づくり」と「ボケを防ぐ良い水」によって十分に発生を遅らせることのできる病気なのです。
本要約では自分の条件にあった良い水の選び方や飲み方、そして腸の鍛え方について解説しています。是非本書をお読みになり、ボケとは無縁の健康生活を謳歌しましょう。

本書の要点は以下の三つです。

1.認知症と縁を切る水の飲み方・選び方
2.脳と腸の密接な関係
3.ボケない腸の作りかた

  1. 認知症と縁を切る水の飲み方・選び方
    現在、認知症は長寿化の影響も受けてますます患者数を増やしています。実際、95歳をすぎた人の8割は認知症を発症しています。認知症は一部の人たちがなる特別な病気などでは決してなく、誰もが発症しうる身近な病気なのです。

脳の健康において、最も重要な物質は水です。なぜなら人間の脳の約80パーセントは水でできており、その水が僅かな量でも減ると脳は正常に働かないからです。そのため水は腸から吸収されると、優先的に脳に届けられます。体の他のどの部位よりも早く脳に水が届けられるという事実は、どれほど脳にとって水が重要かという確固たる証拠ともいえるでしょう。

認知症は脳に起こる病気ですから、認知症を予防するためには、「良い水を正しく飲む」必要があります。まずはここでいう「良い水」について解説します。

本書で述べられている「良い水」とは①水素水②非加熱のアルカリ性天然水です。
ここで重要になってくる要素が「還元力」です。その理由は認知症のメカニズムを考えれば明らかです。

そもそも認知症とはいくつかの脳障害の総称であり、その中で最も患者数が多いのが「アルツハイマー病」です。アルツハイマー病の原因は「アミロイドβ」や「タウたんぱく」と呼ばれるタンパク質(いわゆる脳内のゴミ)が脳内に蓄積し、活性酸素を大量に発生させて神経細胞のネットワークを破壊することで発症します。

神経細胞の損傷を抑えるためにはこの活性酸素の働きを抑える必要がありますが、そのためには「還元力」が重要になってきます。還元力とは、言い換えれば活性酸素を消す作用のことです。この還元力が高い水こそ水素水と非加熱のアルカリ性天然水なのです。

水の飲み方の基本は「1日に1.5~2ℓの水を、喉が渇く前にちびりちびりと飲む」ことです。ポイントは「喉が乾く前」に飲むということですが、この理由は「喉が渇いたと感じている時点で、すでに脱水症状に陥っている」からです。

  1. 腸と脳の密接な関係
    腸が健康になると、脳も健康になります。「脳と腸にどんな関係があるの?」と疑問を持たれるかもしれませんが、これは生物の進化の過程を辿っていけば分かります。
    私たち多細胞生物が初めて持った臓器は腸でした。今でも原始的な動物は臓器として腸だけを持ち、あらゆる判断を腸で行っています。

その後進化の過程において脳が誕生しましたが、人間の脳の場合は、腸の短縮によって大きく成長できた歴史を持ちます。本来腸が使っていたエネルギーを、脳に回した結果私達は大きな脳をもち高度な知的活動ができるようになりました。

しかし、その発達した脳が、人間をおかしくしたのも事実です。認知症を起こさせているのも結局のところは脳です。自分の報酬系という脳の部位を満足させるための行動が、健康を損ない、自らの脳細胞を傷つける結果を招いているのです。

このように私達は脳に従って生きていては、認知症も防げませんし、健康長寿を全うすることはできません。ここで重要になってくるのが「腸で思考する」という発想です。なぜなら脳が「報酬系が満足する行動を選択する」のに対して、腸は「健康の維持を最優先した行動を選択する」からです。

例えば腸には病原体や毒物などを体外に追い出す機能が備わっていますが、これは腸の「健康を維持する行動を選択する」という特性の一つの例ともいえるでしょう。

3.ボケない腸の作り方
腸に思考させる習慣をつけるためには、腸内環境をよくする必要があります。重要なのは、「日和見菌」を見方につけることです。

よく「善玉菌」や「悪玉菌」という言葉を聞きますが、実は腸内細菌は簡単に善悪を決められるようなものではありません。例えば悪玉菌の代表格である大腸菌は、腸の粘膜細菌が消化しきれない硬い食物繊維を発酵させ、エネルギーを取り出しやすくする役割を持ちます。

かつては「善玉菌を増やして悪玉菌を追い出そう」などとよく謳われていましたが、最新の研究でこれは正しくないことがわかってきました。なぜなら、腸の健康状態を握っているのは善玉菌でも悪玉菌でもなく、最大派閥である日和見菌であるからです。

ではどうしたら日和見菌を味方につけることができるのでしょうか。
その一つの方法に食物繊維をたくさん取ることが挙げられます
食物繊維が豊富な食事は、日和見菌の優勢順位を変え、私達の健康を維持するための働きを行いやすくするだけではなく、腸内細菌の多様性を広げる効果も持ちます。

この腸内細菌の多様性こそ、私達の腸を健康にし、そして認知症を含めた様々な病気を予防する最も重要なことなのです。

まとめ
今回は「ボケる、ボケないは腸と水できまる」を解説しました。
認知症の予防と聞くと脳トレや言語学習など、脳に焦点を当てがちですが、水の飲み方や食生活の改善によって認知症を予防するといった視点は意外と感じた方も多いのではないでしょうか。良い水を正しく飲むこと、そして良い腸内環境を作って腸で思考することを習慣化できれば、認知症を予防することは十分に可能です。

本書で説明されている内容は全て最新の研究を基にしており、説得力の非常に高いものとなっています。本要約で少しでも興味が湧いた方やもっと詳しい内容が知りたくなった方は是非本書をご一読することをお勧めします。本書や本要約を、あなたの今後の健康生活に役立てていただければ幸いです。

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