食に関する本のブログ

病気を招く 白砂糖(松田秀秋氏)要約

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おだやかに過ごすための基本は健康にあり、健康を保証してくれるのは食物である。食物が体を作り、長生きや若さの基になり、スタミナの源泉となり、それがおだやかな生活を保障することになる。そうやって繋がっているからこそ、日々の食物の選択を心してほしいという気持ちを込め、この本が出版されています。

本要約の要点は以下の三つです。

(1) 白砂糖の摂取で生じる身体の不具合
(2) 白砂糖の摂りすぎによる病気
(3)白砂糖はビタミンB群とカルシウムを奪う

(1) 白砂糖の摂取で生じる身体の不具合
『お菓子を食べ過ぎると虫歯になる』と言われて育った人は多いかと思います。
ではなぜいけないのか?それは口の中に入った白砂糖の一部が細菌の助けでかなり強い酸になり、歯の主成分のリン酸カルシウムを溶かしてしまうからです。
 そのため甘いおやつを与えられると、歯根部に『歯性病巣感染』という溶れん菌を主とした感染がおこり、その結果リウマチや心臓弁膜炎、腎炎などを作ることになります。
 また白砂糖が、消化管に入ると、腸壁から吸収され、肝臓で中性脂肪となり、コレステロールやリン脂質の皮にくるまれ、血液中に移行してしまいます。内側に中性脂肪を含んでおり、これが肥満や脂肪肝を起こします。また外側の部分は血管壁の細胞に侵入し動脈硬化を進行させてしまいます。

 そのため白砂糖の摂取は1日約50グラム以下に制限することが望まれます。おやつに糖分の多い、ケーキやお菓子などを摂らないようにする以外にも、清涼飲料水や缶ジュースなど白砂糖が多いものを控え、また長期的に摂らないことが大切です。
 
(2)白砂糖の摂りすぎによる病気
白砂糖はアレルギー疾患だけでなく、ガンや糖尿病の発症因子とも呼ばれています。白砂糖の過剰摂取によって、体内では中性脂肪やコレステロールが合成され、これが動脈硬化や高血圧、心筋梗塞、糖尿病などの生活習慣病の原因になることを警告しており、更にこれが発がんの原因にもなっていると報じています。
 実際に、『白砂糖の消費』と『ガンの発症率』との間には統計的な相関性があるため、糖尿病患者が発ガンしやすいということが分かっています。

 
(3)白砂糖はビタミンB群とカルシウムを奪う
メタボリックシンドロームは『内臓脂肪症候群』のことを意味します。
以前は身長と体重の比率だけを問題にしていたものの、近年においては、体重に占める『体脂肪率』が重要視されており、男性では15-20%、女性では20-30%が適切な範囲と考えられています。中性脂肪や糖分などを多く摂る人は、腸や胃、肝臓などの周囲に脂肪がつきやすく、内臓脂肪型の肥満になりやすいからこそ、糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病になりやすく、動脈硬化や心臓病、脂肪肝などのリスクが高くなります

白砂糖はビタミンB群を奪うためにストレスや心臓病などの病気が発症すると指摘されています。B群が不足すると、疲れやすくなったり、食欲不振となったり、皮膚に障害が起こったりします。それに加え、カルシウムも奪われるため、若者の骨折や骨粗鬆症にも繋がっています

まとめ

本書では白砂糖が「なぜ」身体に悪影響を及ぼし、「どのように」病気につながっていくのかを、様々な統計や報告を用いながら説明されています。白砂糖を摂取し過ぎることがどれだけ危険なのかを確認すると共に、それらが1つの病気でなく、多種多様な病状に関わっていることを簡潔にまとめてくれています。気になった方は是非一度、本書を手にとって読んでみてください。

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