料理研究家-関口絢子の体にいいレシピ

【温活】冷えには、生姜!血行促進と温め効果。

生姜 料理研究家-関口絢子の体にいいレシピ

冷えでお悩みの方必見!
今回のテーマは生姜です。
生姜の賢いとり方、そして便利な保存法についてお話しします。

生姜の正しいとり方ってご存知ですか。
生姜といえば体を温めるとか色々な健康効果、皆さんご存知だと思いますが、その生姜の効果について、より詳しく、そしてさらにそれを効果的にとるためのとり方、そして便利な活用法や保存法などについて、お伝えします。

生姜の効能

生姜の効果、様々ありますけれども、血行促進して、体を温める効果はよく知られていると思います。
その他、消炎、鎮痛、解熱、これは生で食べる生姜に期待できる効果です。
そして、健胃作用、脂肪分解を増強、その他生姜の香りによる成分によって精神安定や集中力、食欲増進、さらに殺菌解毒効果なども期待できます。

生姜の血行促進、そして体を温める効果にフォーカスして詳しくご紹介します。

まず生姜の温め効果には2つの成分があります
生姜の辛味成分であるジンゲロールショウガオールなんですけど、ショウガオールは特に体温め効果が高いと言われています。

このジンゲロールは、加熱をするとショウガオールになるので、加熱をして食べることで生姜の温め効果はさらに効果的になるんですね。

食べるし刻み生姜

食べる刻み生姜の材料です。
(生姜400g、ごま油120cc、鶏ガラスープの素大さじ1,塩小さじ1)
生姜、胡麻油、そして鶏ガラスープのに、お塩になります。


生姜をひたすら刻みます。(生姜はみじん切り)
ちょっと黒い皮のところだけ、取り除いてあとはそのまま使っていきます。
(皮ごと使った方が抗酸化力アップ)

生姜、結構な量ですが、全てみじん切りにしました。(フードカッターだと簡単です)
意外と、大きめです。そんなに細くなくても大丈夫です。


ごま油が入ります。ちょっと多めに入れていきます。
生姜が入ります。
100度の温度でしっかりと加熱をすることは大切です。
ごま酢を使ったのは、ごま油は、ビタミンEが多いんですね。
ビタミンEの働きとして、血行促進効果があります。
なので、この生姜の温め効果と一緒にとることで、さらに相乗効果になるんですね。
このビタミンEが多い油としては、米油なんかもお勧めです。
その時、生姜の水分を飛ばしてあげた方が、保存はよくなります。
生姜自体は、十分に加熱されていますので、ショウガオールに変わっていると思います。温め効果が、かなり高くなった生姜になりました。
鶏ガラスープの素が大さじ1入ります。お塩が小さじ1入ります。
生姜が温まってくると、油が上の方に少し層になって見えてきますよね。
このぐらい水分を飛ばしていただいたら、出来上がりの目安です。
保存なんですけれども、このような清潔な保存容器に入れる方法、そして、もう一種類、このようなフリーザーバッグですね、こういったものに入れて冷凍してしまう方法もあります。
ちょっと多めに作って長期保存したい時はこのような保存袋を使うと便利です。
この生姜をつくっておくと、ちょっと生姜を刻んで炒めものに入れようなんていう時に、このまま使えますけれども、すごく便利です。
薬味として使えますので、焼いたお肉の上にのせたりとか、冷奴や納豆などに入れたりいろいろな活用ができるんですね。
しっかりと、空気を抜きます。こうしておくと長期保存も可能です。
保存容器の方は、2~3週間くらいで使い切るようにしてください。
(ご飯に乗せたり、混ぜて生姜ごはんに、炒め物、薬味、お肉やお魚に)

黒糖生姜ペースト

黒糖生姜ペーストの材料です。(生姜400g、黒糖80g、たん齋藤120g、酢大さじ1)
こちらは生姜、黒糖、甜菜糖、お酢になります。


こちらは甘いペースト状になるんですけれども、生姜焼きの味付けや後は紅茶に入れて飲んだり、そのままジャムにしたり、いろいろな活用法ができます。
甘味をプラスしたいお料理に活用すると便利です。
今度は、ひたすら生姜をおろします。
これも、フードプロセッサーのすりおろし機能なんかを、使っていただくと簡単です。
生姜、全部おろしました。結構な量なので、大変でした。
でも、これたっぷり作っておくと、本当に便利です。


では加熱をしていきます。
甜菜糖が入ります。黒糖が入ります。
黒糖が溶けにくいので、弱火でゆっくり温めながら、お砂糖を溶かしていきます。今回黒糖と甜菜糖をを使っているんですけれども、甜菜糖の代わりにハチミツを使ったりお好みで調節してください。
黒糖は体を温めるお砂糖と言われていますので、今回のようなレシピにはおすすめです。(合計20分程度加熱します)
お酢が入ります。お酢が入ると、隠し味で全体がきゅっと締まって美味しくなります。
ちょうど、20分くらい煮込みました。
お砂糖が、すっかり溶けて、生姜自体も、ちょっとしっとりしていますね。
今回、お砂糖は生姜に対して50%の糖度で作りました。
生姜400gなので200g、お砂糖を使っています。
これはあの50%と言うとだいたいジャムと同じくらいなんですけれども、例えば60%、70%ぐらいのお砂糖を使っていただいても結構です。(60%、70%にすれば保存性は高くなります。)
今回は、そんなに甘い方ではないので、あまりお砂糖を摂りすぎたくないなぁっていう方に、ちょっと気軽に、紅茶なんかに入れて、飲んで頂くには、いい甘さかなと思います。余分な水分もなくて、しっとりと全体がまとまってきましたので、ここで火を止めます。
こちらも刻み生姜と同様の保存法です。毎日手軽のとれるので便利です。

生姜の保存方法

余った生姜の保存法なんですけれども、このまま冷蔵庫に入れてしまうと、意外と早く傷んでしまうんです。
生姜が好む一番最適な温度って15度そして湿度が90%だそうです。
なので冷蔵庫って意外と乾燥しているし、冷えすぎるので、生姜にとっては嬉しくない環境なんですね。冬場は新聞紙などに包んで、室内の玄関の涼しいところなどに置いておくのが一番ベストなそうです。
夏場は、野菜室がいいんですけれども、キッチンペーパーで、生姜を包んで、保存袋に入れて、野菜室に入れておくと長持ちするそうです。
後、生姜をお水につけておくという方法もあります。(生姜がかぶる程度のお水につけて冷蔵庫で2~3日ごとに水を変えておくと長持ちします)
その場合は、お水をまめに、変えてあげたほうがいいですね。
意外と、生姜は低温、そして乾燥に弱いので、このようなひと手間、いれておいてあげるだけでも全然持ちが変わっていきます。
ぜひお試しください。

生姜で体を温める 3つの方法


生姜で体を温める3つのポイントについてお話をしておきます。

まず、生姜はジンゲロールとショウガオールという2つの辛み成分が体を温めるんですけれども、特にショウガオールが、体温め効果が高いと言われています。
ジンゲロールは加熱をするとショウガオールになるので、生のままとるよりも加熱をしてとった方が、全然温め効果が高まるんです。
そこで、今回、生姜を加熱して作った保存食品を2つを紹介しました。
1日にとる生姜の量なんですけれども、大さじ1杯から2杯ぐらいの間を、目安にとるといいそうです。
そして生姜は2~3時間体を温め続ける効果があるそうです
普通の食べ物はだいたい30分と言われているのでかなり高い温め効果ですよね。
その温め効果を継続するために、2~3時間おきに飲み物などに入れて生姜をこまめにとっていただくと、一日中体がぽかぽかするそうなのでぜひ試してみてくだい。

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