料理研究家-関口絢子の体にいいレシピ

【食物繊維たっぷり】れんこんの栄養を無駄なく皮ごと食べるきんぴら

れんこんのきんぴら 料理研究家-関口絢子の体にいいレシピ

食物繊維、抗酸化物質も丸ごと食べる!!

今回は、れんこんを使ってきんぴらを作ります。
とってもシンプルな調理法なんですけれども、れんこん、皆さん皮は剥いていませんか。
このれんこんの皮こそ、食物繊維が非常に多い部分なんですね。(皮には食物繊維やポリフェノールが含まれます)
そしてれんこんって、結構でんぷんが多くて、そのでんぷんの中にビタミンCが含まれています。なので、加熱してもビタミンCが、でんぷんに守られて壊れにくいという食材でもあるんです。
ビタミンCと食物繊維がしっかり摂れるきんぴらを作りたいと思います。
お弁当のおかずや作り置きにも、とっても重宝します。

れんこんの黒七味きんぴら


材料:れんこん500g、醤油大さじ2,みりん大さじ2,ごま油大さじ2,七味適宜

それでは、れんこんを洗いましたので切っていきます。
節がつながっているところは、分けてしまいます。
そして節の黒いところですね、悪いところだけとります。
切り口のちょっと黒くなったところも、薄く削いでおきます。
見た時に目立って悪いとかありませんので、そのまま使っていきますね。
これも、同じように端っこのところだけ、切り落として、全体を見て特に悪いところとかはありません。
例えば、ちょっと黒っぽいところ、洗ってもなかなか落ちなかったところ、気になるところだけを薄く削いでください。(気になる汚れなどは皮を薄く削いでください)


何でも、綺麗にしすぎてしまうということ、よくあると思うんですけれども、野菜っていうのは泥さえきれいに落としてあれば傷とかそういうの全然気にする必要ないので、むしろ、そういうところに抗酸化物質とかがたくさんあったりするんですよ。(捨てている部分に大切な栄養素が含まれています)
悪くなって傷がついているところこそ、修復しようとして、植物にとっての免疫みたいなものが、集まってきて抗酸化物質とかも集まってきたりしますので、あまり神経質にならなくて大丈夫です。(傷のある野菜には抗酸化物質が多いと言われています。)

今日の場合は、きんぴらで食感を生かすような料理なので、むしろ、皮の部分がある方が、食感がはっきりして、メリハリあって、美味しく仕上がります。とったところは、わずか少しですね。
後は、今日はちょっと小さめの小ぶりのれんこんなので、輪切りにしていきます。(2~3㎜)
一枚が2㎜ぐらいの厚みで切っていきます。もし、少し大きいなと思ったら、半分にして半月切りにしちゃっても大丈夫です。
さらに大きいなと思ったら、それを4等分、さらに切っいただいて、いちょう切りにしても大丈夫です。
食べやすい大きさに切ってください。


よく、お水にさらしちゃったりする方もいらっしゃると思いますが、お水にさらしてしまうとビタミンCが流出しちゃいますので、くれぐれも何もせず、このまま調理をしていきます。切ったれんこんをこれから炒めていきます。
きんぴらの時は、ごま油を、いつも使っています。今日もごま油でいきますね。
油は若干多めです。今、大さじ1ぐらい入ってますけれども、おさじ2ぐらい入れます。
そして、れんこんを入れていきます。
このまま中火で炒めていきます。
だんだん、れんこんから滑りがでてきました。これもれんこんの食物繊維で出てくる滑りが出てくるのもれんこんに火が通った合図になります。ここで調味料を加えていきます。
お醤油です。(大さじ2)お醤油とみりん(大さじ2)は、同量です。
あまり甘くならないように、お砂糖は入れずに、お醤油とみりんだけで、さっぱりと仕上げています。
後は、煮汁を煮詰めるように、煮からめるように、炒めていきまして、火を止めます。


最後に、ピリッと辛みをつけたいんですけれども、黒七味というのを、使いたいと思います。
普通の七味唐辛子でもちろん結構です。
この黒七味は、唐辛子もそうなんですけど、山椒が多く含まれていて、ちょっとヒリっとした辛さがある
スパイスなんですね。
これは、お好みで辛さとかは調節してください。
今日は、黒七味を入れました。もちろん普通の七味でもいいし、一味唐辛子という唐辛子だけのものでも結構です。
少しだけアクセントをつけてあげます。
これで混ぜれば完成です。


甘さ控えめで黒七味がピリッと効いてて、ご飯のおかずにすごく合いそうです。
皮と一緒に、炒めていますので、食感もとても良いです。
シンプルな味付けなんですけど、とってもいい味にできてます。
れんこんのきんぴら完成です。
れんこんのきんぴら、皮ごと今日は調理してみました。
シャキッとした食感食物繊維とビタミンCたっぷりのごはんのおかずにピッタリのおかずです。
作り置きも便利です。ごはんのおいしい季節に合わせて是非作ってみてください。

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