食に関する本のブログ

老いたくなければファーストフードを食べるな(山岸 昌一)

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今回は「老いたくなければファーストフードを食べるな」著者山岸昌一、(やまぎし しょういち)の本の要約です。

導入文
人間の老化の進行に、深く関係する物質があるのではないかという説がにわかに注目され始めたのは、ほんの数年前のことだそうです。その物質の名前はAGE(終末糖化産物)。タンパク質が砂糖まみれになって固まった物質とイメージしてください。

本書では、老化の原因とされる「謎の物質AGEの正体とは何か」、最新の成果もまじえて紹介されています。また、老化物質AGEを増やさないための生活習慣、治療の最前線についてもお伝えしています。老いのメカニズムと原因物質を知り、根本の原因に対処する。そうすることで若々しい体と健康な生き方を手に入れていきましょう。

本書の要点
1.AGEとは何か?
2.ファーストフードはAGEの固まり
3.AGEを増やさないために気をつけること

解説
1. AGEとは何か?

AGEはタンパク質が糖化して、変質した最終糖化物質です。それが体内のあちこちに沈着し、組織を劣化させて、老化やそれにともなうさまざまな病気を引き起こします。このAGEを考える場合、重要なポイントが二つあります。一つは血糖値です。これが高いとAGEがつくられ、老化が進みます。体内に糖がたくさんあればあるほど、タンパク質が糖とくっついてAGEが作られます。
もう一つは時間です。高い血糖値の期間が長く続けば続くほど、その間にAGEが作られ、やはり老化が進みます。同じくらいの高血糖値でも三、四日だけなら、その間につくられるAGEはわずかです。でもそれが三年、五年、一〇年と続けば、その分、どんどんAGEは作られて、取り返しがつかない量までたまってしまいます。AGEの値は、どれだけ高い血糖に、どれくらい長い期間さらされたかという、いわばかけ算であらわすことができます。(AGEの量=血糖値×その持続時間)かけ算の値が大きいほど、AGEの量は増えますので、ツケのようにたまってしまっては元に戻せません。老化を問題にするときは、たとえ血糖値が正常の範囲内にあっても、七〇年、八〇年と長く生きてきたとすると、その分、AGEの量は多くなる、という見方をしなければいけません。つまり生きている時間が長くなるにつれて、血管が傷んだり、脳梗塞や心筋梗塞になったり、歯周病になったり、骨がもろくなったり、認知症になるなど老化現象があらわれるということです。

2.ファーストフードはAGEの固まり
ファーストフードは、AGEがかなり高い食品です。ハンバーガーやフライドポテトなどは短時間でお客様に提供するために高温で加熱されています。そして、一緒に飲むであろう清涼飲料水も後ほど記載させていただきますが、高濃度のフルクトースコーンシロップという糖がたくさん使われていて体内でAGE化を起こしやすいそうです。
さらにはそれらAGE食品を早食いするのが良くないそうです。早く食べると、血液中の血糖値が早く上がります。つまり、食べ物で外からAGEを多く含むものを摂取し、早く食べることでさらにAGEを体内で作ってしまい、ダブルで悪いことが襲いかかるのです。
ファーストフードと清涼飲料水はAGEの観点から見ると最悪な組み合わせなのです。
ただ一方で、絶対にファーストフードを避けることは出来ないと思います。
そんな時には、善後策として野菜サラダなど繊維質の多いものを注文し、それらを先に食べたり、ゆっくり会話をしながら食べたり工夫したら良いと思います。野菜を食べることで血糖値を上げることを抑えることが出来ます。とにかく、高温で加熱調理するとAGEがたくさん作られます。なるべくそういった料理を避けることをお勧めいたします。

3.AGEを増やさないために気を付けること
<気をつけることその1>
糖化物質AGEを多く含んだ食べ物を体内に入れすぎると、病気や老化を引き起こしてしまいます。
しかし、AGEは食べ物そのものに注意するだけではダメです。食習慣を含む生活習慣に気をつけていかないとAGE予防には繋がりません。まずは食べ方。食べたあと急激に血糖値が上がるような食べ方をすると体内でAGE化が促進されてしまいます。ではどうしたら良いのか。短時間で一気に食べないことです。
ゆっくり会話を楽しみながら、食べることです。そうすることで血糖値を急激に上げずにAGE化を防ぐことができます。それでも難しいなと感じていらっしゃる方は、「一度箸を置く」癖をつけると良いでしょうと述べられています。

<気をつけることその2>
AGEを増やさないためには、単体ではなく、組みわせて食べることが良いそうです。
食べるものの種類も単体でご飯や麺だけを食べたりではなく、定食のようにいろんな野菜や汁物と組み合わせて食べた方が血糖値が上がりにくいようです
また野菜というと、ドレッシングやマヨネーズをかけすぎてしまいがちですが、これらはカロリーが高いのでおすすめではありません。ドレッシングは小さじ一杯でご飯一膳くらいのカロリーがあるものもあるそうです。

<気をつけることその3>
食べる順番も大事です。野菜は必ず先に食べること。糖の吸収がゆっくりになるので、急激な血糖値の上昇を防いでくれます。それに野菜を先に食べると、お腹が膨れて、ご飯や肉の量も減らせます。野菜は加熱するとたくさん食べられますが、AGEの観点からするとなるべく生で食べたが良いです。習慣化するのであれば、まずは生野菜を食前に食べる習慣化はいかがでしょうか。

まとめ 
私たちにできることは、食事にともなって血糖値が上がるのを防ぐ食習慣を身につけることです。またファーストフードや揚げ物など、極端に偏った食生活は是正することです。

小さな積み重ねですが、それが集まって大きな差となります。いつまでも若々しくいられるか、急激に老化を早めるか。日々のAGEに対する気配りが何年後かのあなたを決めるといっても言い過ぎではありません。
自分のお体を気にされている方、AGEに関して気になっていた方は、ぜひ本書を読んでみてはいかがでしょうか。章が細かく分かれていて読みやすいのでお勧めです。

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