食に関する本のブログ

「おうち断食」で病気は治る (森 美智代)

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断食というと、辛い、怖い、体調が悪くなるといった、嫌なイメージが一番先に来るかもしれません。しかし、断食がもたらす恩恵を詳しく知ることが出来れば、嫌なイメージは払拭されるはずです。断食は、疲れた臓器を休ませることで排泄力が高まり、デトックスにも繋がります。さらに血流が改善され、代謝が良くなるため免疫力も上がります。断食によって病気が改善され、本来の自分を呼び覚ますことが出来るのです。では、どのようなことに気をつけて断食をすれば良いのか?

本書では、生菜食やリンゴ断食など様々な方法がある中で、「1日断食」にスポットを当てて書かれています。

本要約では、会社や学校を休まなくても手軽にできる、「1日断食」について解説しています。

本書の要点は以下の4点です。

1、食べすぎで健康を害している人は多い

2、断食と生菜食の違い

3、おうち断食をやってはいけない人

4、断食中の過ごし方


1、食べすぎで健康を害している人は多い

食事指導は、その人その人の状態を見て、それぞれに合ったやり方を実践する必要があります。食べすぎが原因で病気になっている人には、断食や少食をすすめます。逆に栄養が足りずに病気になっている人には、もっと食べるようにすすめます。

やはり現代人は、食べすぎで健康を害している人が圧倒的に多いです。食べすぎは臓器に負担をかけます。腸が疲れて動かなくなることで排泄力が低下します。そうなると、体には毒素や老廃物が溜まり、血流も滞ります。その結果として、健康に様々な弊害が起こってくるのです。

食べすぎが原因で起こる病気はたくさんあります。ガンや糖尿病、高血圧、高コレステロール血症などの生活習慣病は、その代表です。その他にも、アレルギー性疾患、膠原病、目や鼻の病気、虫歯や歯周病も食の影響が大きいと言えます。

また、肥満、便秘、肌荒れ、疲れやすい、風邪を引きやすいといったちょっとした不調も、食べすぎが関係していると考えられます。実際、食べすぎの生活を続けている人より、少食を実践している人の方が体の不調を改善しやすい傾向にあるのです。

2、断食と生菜食の違い

断食の他に、生の野菜だけを食べて生活するという、生菜食という方法があります。

簡潔に言うと断食は非日常、生菜食は日常的に行う食事です。断食は、たまに体を飢餓状態にすることで、体にショックを与えて生命力を呼び覚まします。断食は、不妊症、子宮内膜症、子宮筋腫など、生殖器系の不調には特に役立ちます。

また、普段から食べすぎている人が断食を行えば、疲れている臓器を休ませ、機能を回復させることが出来ます止まっていた腸が動き出せば、排泄力が高まりデトックスにも繋がります血液も綺麗になり、代謝が良くなって免疫力も上がります。

断食は、便秘、肌荒れ、疲れやすさを改善したい人、病気予防にも有効なのです。

一方、生菜食は長期的に続けることで病気を改善させたり、進行を抑えたりするための食事療法です。食事療法には終わりはなく、一生続けていかなくてはなりません。そのため、一般人が健康法として行うなら断食の方が向いています。しかし、病気を持っている人はやって良い場合と、やってはいけない場合があります。病気を持っている人が行う場合は、専門家に相談することが賢明です。

3、おうち断食をやってはいけない人

●胃腸が弱い人

断食をすると胃壁がやせてきて、出血しやすくなります。そのため、胃腸の病気を患っている人や、大きな病気でなくてもお腹が痛い時や胃が痛い時はやらない方がいいでしょう。

●消化器系のガンや脳腫瘍の人

胃腸が弱い人と同様に、消化器系のガンを患っている人も断食には不向きです。また、脳腫瘍の人が断食をすると、てんかん発作が起こる可能性があるので、自己判断で断食をするのは危険です。

●結核などで療養中の人

重篤な病気の人、体力が極端に落ちている人は断食をやってはいけません。特に結核のような病気は、栄養補給をしっかりして療養することが必要です。

●妊娠中の人

妊娠中は胎児にも栄養を与えなければならないので、断食はしない方がいいでしょう。あえてストレスになるようなことはせず、元気で健康な赤ちゃんを産むことに専念するべきです。

●生理中の人

出血のある時に断食をして栄養が足りなくなると、貧血を起こしやすくなります。また、生理前に断食をすると生理が重くなったり、生理中に断食をすると出血量が多くなったりする場合があります。安全に断食を出来る時を選んでやるのが良いでしょう。

4、断食中の過ごし方

食事を取らないと、時間は驚くほど余るものです。そのため、断食は暇な時間との闘いでもあります。暇な時間が増えると、食べ物の誘惑に負けてつい食べてしまうということも起こってくるのです。人によっては、断食を終えた途端、無性に食欲が増してしまい、暴食してしまうこともあります。だからこそ、断食中をどう過ごすかがとても重要になってきます。

断食中の過ごし方としては、30分おきにコップ半杯の水を飲むように心がけましょう。目安としては、1日1、5リットル〜2リットルは飲むようにします。1度に多く飲んでしまうと、すぐに尿として排出されてしまうので、少しずつ飲むことをおすすめします。暇な場合は、本を読んだり、映画を見たり、自分の好きなことをすると、時間が早く過ぎて空腹を忘れられます。ただし、食べ物に関するものは前述した暴食に繋がるため、避けるのが無難です。

また、わざと仕事や学校がある日におうち断食をするというのも、効果的な方法です。家事をして過ごすのも、時間がムダにならず有効活用できるため良いでしょう。

断食中に起こりやすい体の不調で多いのが、貧血、めまい、胃の痛みや吐き気、頭痛などです。体調が悪くなったら無理せず断食を中断してください。1日断食であれば、すぐに普通の食事を取っていただいても大丈夫です。

断食をして体調が悪くなるのは、体の問題点が表面化しているからです。例えば、元々胃に問題がある人は、胃が痛くなったりムカムカしたりするのです。逆に言えば、断食は自分の体の問題点を見つける健康診断にもなるということです。

また、その時だけ体をいたわるのではなく、断食後に普通の食生活に戻ってからも、食べすぎに気をつけることが重要です。特に、甘い物やもち米は体内への吸収が早く、血糖値を急上昇させるからです。血糖値が急上昇すると、膵臓からインスリンが大量分泌され、血糖値の乱高下を招きます。血糖値の乱高下は臓器に負担をかけ、精神面にも悪影響を及ぼすため、日常的に食べるのは控えましょう。

まとめ

以上のように、本要約では会社や学校を休まなくてもおうちで出来る、1日断食のやり方と、その注意点について解説しました。断食をすることによって、健康に良いだけでなく集中力や頭の回転も上がるというメリットもあります。1日断食であれば、あまり意気込まなくても出来そうだと感じていただけたのではないでしょうか。

また本書では、本要約で扱えなかった「断食中にやると良い運動」や、「リンゴ断食」、「3日断食」などのやり方が詳しく解説されています。少しでも興味を持った方は、是非一度本書を手に取って読んでみてください。

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