食に関する本のブログ

なぜ粗食が体にいいのか(帯津良一、幕内秀夫)

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今回は「なぜ粗食が体にいいのか」著者、帯津良一氏、幕内秀夫氏の本の要約です。
世の中には様々な健康法があり、正しくないものも混ざっています。米を食べるとバカになる、肉を食べれば強い体になる、わかめは髪にいい、レバーは貧血に効くなど、偏った考え方がありますが、そのようなことはありません。最近ではすっかり欧米食が染み付いていますが、米をきちんと食べることが一番大切なのです。本要約では、そんな粗食のメリットについて3つのポイントに分けて解説しています。

本書の要点は以下の3つです。

1、食べていいもの、いけないもの

2、粗食で健康になる習慣

3、効果を上げる粗食の食べ方

食べていいもの、いけないもの

ほとんどの医療機関が患者に食生活を教えません。その理由は、お金が取れなくなるからです。また、食生活の情報はたくさんあるようで、実はその九割がいい加減な情報です。これまで青汁健康法、肉食推進、わらびを食べるとガンになるなどといったたくさんの嘘が信じられてきました。また食品添加物が体に悪いとたくさんの本で主張をされていますが一番の原因は、ご飯が減ったことなのです。昔の日本人は一日にご飯を六杯から八杯も食べていたと言われています。現代人はご飯が減った分を、パン、パスタ、砂糖、油、果物、アルコールで埋めているのです。

バランスのとれた食事は、その土地によって違います。その土地でその季節にとれるものを食べる土産土法という考え方が大切なのです。理想の食生活には水が一番大事で、二番目に米その次にイモ、野菜の優先順位で考えるのが良いです。また、本来はバランスよく何種類も食べるというよりは、一つのものをまるごと食べるということを意識することが重要なのです。土産土法の考え方では肉を食べたら野菜も食べるというのがバランスをとれた食事、というわけではないのです。

粗食で健康になる習慣

粗食で健康になるには、まず一日最低二回はご飯を食べる、そして食品添加物をできるだけ避ける。砂糖の入った食べ物はできるだけ避け、季節の野菜を中心に食べるように心がけます。食べ物の素材に気をつける前に調味料を気にしてみると良いです。また、水道水は安全とは言い難いため、浄水器を使うことも重要です。

健康な食生活には、パン、ラーメンなどのカタカナ食よりひらがな食を積極的に摂る必要があります。カタカナ食には油がたくさん含まれているものが多いため、出来るだけ避けるのが賢明です。また一般的には朝食抜きの二食がちょうどいいです。食事の回数を減らすことで、しっかり胃腸を休ませて体を元気に保つことができます。普段の飲み物はジュースや牛乳ではなく、緑茶や番茶に変えるという工夫も必要です。米に雑穀を混ぜたり、五分付きの米を選ぶことで、脳卒中が少なくなるという結果も出ています。

副食には割合として野菜が三、豆が一、魚介類が一が理想とされています。また、野菜はできるだけ旬のものをたくさん食べるようにしましょう。だからといって、菜食主義者になってはいけません、適度に肉や魚を食べることも大切です。魚はなるべく丸ごと食べられる小さなものを選ぶと良いです。このように正しい健康法は、お金のかかるものや手間のかかるものではないのです。

効果を上げる粗食の食べ方

世の中には断食やゲルソン療法など厳しい食事療法がたくさんありますが、厳しい食事療法は栄養学的には偏食ということになってしまいます。正しい食生活は無理をしない当たり前の食生活しかないのです。厳しい食事療法でも無理をして、我慢を続けていればストレスが溜まります。そのストレスが原因で病気になってしまうことも少なくないのです。ガンを治すにも、心の問題が非常に重要です。諦めている人と一生懸命戦おうとしている人ではその後の症状も随分変わってくるほどです。

食べ物は自分が暮らしている土地で採れたものが一番美味しいし、新鮮なため栄養も豊富です。食事は生命力を高めるということが目的ですから栄養ばかり考えていてはいけません。また、自分が喜んで食べているものにはあまり悪い影響がないのです。つまり食事というのは心の問題が非常に大切なのです。

食事療法には二つの意味があります。一つは食事を制限することによって健康になるという気持ち、もう一つは食事の物質的な栄養です。食べ物によって摂れる栄養と食べることに対する満足この二つが両立していることで初めて健康が成り立ちます。極論を言えば食べたいものを我慢して野菜だけを食べている人より毎日嬉しそうにトンカツを食べている人の方が健康であると言えるのです。

まとめ

ここまでで食べるべきものや健康をつくる習慣、粗食の効果を上げる食べ方についてまとめました。大切なのはその土地でその季節で採れた食べ物を食べるという土産土法、そして、ストレスなく食べたいものを喜んで食べるということです。魚や野菜はその土地でその季節で採れたものであれば安く売っています。そのため基本的に安く売っているものを買うことをオススメしています。健康のためだからといって、多くのお金を使わないのもこの健康法のポイントです。

本書では、要約で扱えなかった「間違っている世の中の常識」「九種の漢方粥メニュー」についても詳しく触れられています。少しでも興味を持った人は、是非一度手に取って読んでみてください。

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