食に関する本のブログ

食で日本一の孫育て 虎の巻 (小泉武夫)

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今回は「食で日本一の孫育て 虎の巻」
著者「小泉武夫」の要約です。

孫を持つ、おじいちゃん、おばあちゃん世代の人にとっての、1番の願いはなんでしょうか?

多くの人は「孫の健康」や「孫の幸せ」と答えるでしょう。

しかしながら、私たちの子供たち、つまり孫にとっての親の世代は働き盛りで忙しく、自分の子供たちとじっくり向き合って教育する時間に乏しいのが現実です。

そんな親たちの代わりに、食や健康に関する大切なことを教え伝えることができるのが、おじいちゃん、おばあちゃん世代の方々です。

本書は、そんなおじいちゃん、おばあちゃん世代の方々に向けて執筆されました。

本要約では、私たちの世代の方々が「孫に伝えていくべき様々な事柄」について解説していきますので、是非最後までお楽しみください!

本書の要点

1.孫に一番教えておきたい「大切なこと」
2.孫の心と身体を守るためにできること
3.食の欧米化を止める

1.孫に一番教えておきたい「大切なこと」

孫に一番教えておきたいことってなんでしょうか?

身体にいい食品や、食べ方のマナーを教えていくことも、もちろん大切なことです。
しかしながら、私たちが孫に伝えるべき、一番大切なことは「食べ物を大切にすること」です

日本は、世界から見てもトップレベルに豊かな国の一つです。

その反面、本当にたくさんの食糧が、食べられることなくして捨てられているのが現状です。

でも世界を見渡せば、アジアやアフリカなどの最貧国が集まる地域を中心に、まだまだ食糧不足が起こっています。

そのような国の人々は、本当に食べるものがなく、多くの子供たちが痩せ細って死んでゆくという辛い現実があります。

食べ物を粗末にする。何も考えずに捨てていく。

本当にそれでいいのでしょうか?

世界中には食べ物がなくて死んでいく子供達がたくさんいるということを、私達は孫に教えていく必要があります。

日本には食にまつわる素敵な言葉があります。

それが「いただきます」と「ごちそうさま」です

「いただきます」は、食べ物に対する畏敬の念を表している言葉です。

一方「ごちそうさま」は、食べ物を与えてくれた人、作ってくれた人、料理してくれた人に対する感謝の言葉です

食べ物を大切にする言葉の意味を教えることは、孫たちの食べ物を大切にする心を養います。

食べ物を大切にしていく人間に育てていくことが、しっかりとした人生を送るための原点であり、とても大切なことではないでしょうか。

2.孫の心と身体を守るためにできること

私たち日本人の食生活はすっかり欧米化してしまいました。

肉中心の料理やパン、手軽に食べることのできるジャンクフードなどの食品が溢れています。

そして、欧米化してしまった食生活は日本人の身体には合っておらず、じわじわと健康を蝕んでいきます。

だからこそ、孫の心と身体の健康を守るためには「和食」を食べることを伝えていかなければいけません

「和食」は世界で最も健康的な食事の一つであり、日本人が長寿であるのも、一つには和食のおかげでもあります。

では、なぜ和食は健康にいいのでしょうか?

和食が健康に良い理由は大きく二つあります。

一つ目は、食物繊維やミネラルが多いことです。

和食は7つの食材(根茎、菜類、青果、山菜とキノコ、大豆、海藻、米か麦の穀物)が基本になりますが、これらは全て植物です。

植物には食物繊維がたくさん含まれていますので、排便を促します。

この排便こそ、健康の秘訣なのです。

排便によって、放射性物質や発がん性物質をはじめとする毒素を体の外に放出し、健康な体を保てるということです。

また、植物にはミネラルが豊富に含まれています

ミネラル不足は認知症の発症や、キレやすい性格になるなど、主に心の健康に悪影響を及ぼします。

だから、ミネラルがたくさん含まれている和食は、穏やかなで健康な心を育むために大切なのですね。

二つ目は発酵食品が多く含まれていることです。

和食は納豆や味噌、醤油やお漬物など様々な発酵食品が含まれています。

発酵食品を食べると、善玉菌が腸まで届いて、悪玉菌をやっつけてくれるので、腸内の環境が整って、がんや生活習慣病などの様々な病気を防いでくれるのです。

だからこそ、孫の心と身体の健康を守ためには、「和食」を食べることを伝えていかなければいけません。

3.食の欧米化を止める

近年、日本は大きな二つの問題を抱えています。

それが、「食料自給率の低下」と「医療費の増大」です。

食料自給率が下がった背景としては農業の軽視があり、それゆえ農業が衰退していき、外国から多くの食糧を輸入するようになりました。

また、医療費の増大の主な原因は「食の欧米化」です。

私達は日本人ですので、欧米人とは体の作りが違います。

当然、それぞれの体に適した食べ物も違ってくるわけです。

そんな日本人の体に合わない「欧米型の食事」こそが、癌や認知症などの様々な生活習慣病を引き起こし、医療費を増大させているのです。

私達はみな遺伝子を持っています。

遺伝子は非常に長い時間をかけ、それぞれの生活や文化、環境に抵抗できる身体と心をつくってきました。

遺伝子によって民族がつくられ、私たちが日本人たりえたのです。

そんな遺伝子を無視した食生活がいいわけがありません。

今後もグローバル化によって食生活は今以上にどんどん欧米化していくと考えられます。

私達は「食の欧米化」がどれほどわたしたち日本人の健康に悪影響を与えるかを、孫たちにしっかり伝える必要があるのです。

まとめ

今回は「食で日本一の孫育て 虎の巻」を解説していきました。

それでは最後におさらいです。

今の孫世代に一番教えておきたいことは「食べ物を大切にすること」です。

食べ物を大切にしていく人間に育てていくことが、しっかりとした人生を送るための原点であり、とても大切なことなのです。

また、孫たちの心と身体の健康を守るためには「和食」を食べることを伝えなければいけません

そして今後も広がっていくであろう「食の欧米化」を食い止める必要があるのです。

わたしたち孫を持つ世代が、失われつつある日本の伝統的な食習慣や食文化を取り戻し、孫世代に伝えていく必要があります。

本書や本要約が、そのきっかけになることを心より願っています。

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