腸に関する本のブログ

腸にいいことだけをやりなさい (藤田紘一郎)

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今回は「腸にいいことだけをやりなさい」の要約です。
著書は東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎氏です。

私たちが健康で長生きするために大切なことって何でしょうか?
もちろんこれには様々な答え方があります。

例えば運動であったり、例えば睡眠であったりと、その答え方は人によって違うでしょう。でも、その答えの中に、「1番の正解」を決めるのであれば、それは「腸にいいことをする」と言うことです。
なぜなら、「腸内細菌」こそが、私たちが長生きできるかどうか、そして健康でいられるかどうかを決定していると言っても過言ではないからです

もしかすると「腸内細菌」と言っても何だかイメージがつかみにくくて、よくわからないと感じる方も多いでしょう。ですが、この腸内細菌は、私たちの健康に予想よりもはるかに大きな影響を与えるのです。

例えば、太りやすいか、老いやすいか、落ち込みやすいか、幸せを感じやすいかといったことまでも、全て腸内細菌が大きな影響を与えていることが明らかになっています。

今回の要約では、そんな腸内細菌という私たちの健康生活を左右する「おなかの中の小さな神様」の正体について、詳しく解説していきます。腸内細菌についての理解をさらに深めていき、幸せな健康生活を送りましょう。

本書の要点

1.そもそも腸内細菌とは何か
2.腸内細菌を喜ばせる食べ物
3.腸内細菌は私たちを幸せにしてくれる

  1. そもそも腸内細菌とは何か

そもそも、腸内細菌とは何でしょうか?
一言で言うならば、それは私たちが生まれてから死ぬまで一生を共にする「パートナー」のような存在です。

と言ってもあまりイメージが湧かないと思います。なぜなら、私たちが普段行っているあらゆる生命活動の基盤が腸内細菌のおかげで「当たり前」のように成り立っているからです。

例えば、私たちが食べ物を食べる時、当たり前のようにその食べ物を分解・吸収して不要物を排出しています。また、侵入してくる病原菌を追い出したり、ビタミンやホルモンを合成したり、セロトニンやドーパミンを合成したり、私たちの身体は日々様々な生命活動を「当たり前」のように行っています。

しかしながら、これらのような私たちの生命活動は、実は私たちの身体単体では決して行うことができません。これらの生命活動は、全て「腸内細菌」と私たちの身体が共存することで初めて成り立つのです。
これほどまでに、腸内細菌は私たちにとって欠かせないものなのです。

2.腸内細菌を喜ばせる食べ物

このように私たちの健康にとって非常に大きな割合を占める腸内細菌ですが、この腸内細菌を良い状態に保つには一体どうすればいいのでしょうか。
本書では、その腸内細菌を喜ばせる具体的な食べ物として「お・な・か・は・す・き・や・よ」が提唱されています。

これは「オリゴ糖」「納豆などの大豆製品」「海藻類」「発酵食品」「酢」「きのこ類」「野菜類」「ヨーグルト」の8つの食品の頭文字をとって、覚えやすくしたものです

この「お・な・か・は・す・き・や・よ」の食べ物は、腸内細菌にとって”嬉しいご褒美”のようなものです。その”ご褒美”が毎日のように届けられれば、腸内細菌たちは大いにハッスルして仕事するようになります。私たちは腸内細菌と共存しているので、その仕事は私たちの健康として還元されます。
この「お・な・か・は・す・き・や・よ」を口ずさんで覚えて、是非毎日の食卓に取り入れてみてください。

3.腸内細菌は私たちを幸せにしてくれる

では、腸内細菌にご褒美を与えることで、一体どのようなメリットがあるのでしょうか。
これは私たちの基本的な生命活動を円滑に行うのに加えて、大きく三つのメリットがあります。

一つめは、長生きできることです。これは生命活動に直結することなので一番イメージしやすいと思います。
腸内細菌が元気だと免疫力が高くなります。実は、体内の免疫系細胞の約70パーセントは腸粘膜に集中しているのです。そしてこれらの免疫系細胞を活性化させているのが腸内細菌なのです。だから言い換えれば免疫力は腸内細菌によって決まっているようなもので、病気になるか、ならないで長生きするかといった分かれ目は、腸内細菌によってほとんど決まると言っても過言ではないのです。

二つめは体重が落ちてキレイになることです。
あなたの周りに、同じ食べ物を食べても太りやすい人、もしくは痩せやすい人はいませんか?実はこの差は腸内環境が大きく影響しているのです。腸内細菌には、人を太らせやすくするいわゆる「デブ菌」と、人を痩せやすくする「やせ菌」の2種類がいます。そして「やせ菌」は、低カロリーで食物繊維の多いものを食べていると増えるのです。

最後に、幸せになることです。
そもそも私たちが「幸せ」と感じる時はどういう状況を指すのでしょうか。
それは、セロトニンやドーパミンといった「幸せ物質」が放出された時、私たちは「幸せ」と感じるのです。実は、この「幸せ物質」のもとが、腸内細菌によって作られるのです。

つまり、私たちが「幸せ」と感じやすいかどうかは、腸内細菌の環境に大きく左右されるのです。

まとめ
今回は「腸にいいことだけをやりなさい」の要約として、腸内細菌とは何か、そして腸内細菌にとって良い食べ物や、腸内細菌によってもたらされるメリットについて解説していきました。あらゆる病気を防ぐのはもちろんのこと、私たちの「幸せ」と言った精神的な部分まで腸内細菌が大きく影響しているなんて驚きですよね。ぜひ、腸内細菌にとって良い食事である「お・な・か・は・す・き・や・よ」を心がけ、身体だけではなく心もいつまでも健康な生活を送っていきましょう。

また、本要約で取り上げられなかった部分もありますので、本要約が気になった方や、腸内細菌や腸内フローラについてさらに詳しく知りたい方は是非本書をご一読することをお勧めします。本書を通じで、腸内細菌という「人生のパートナー」とのうまい付き合いをして、いつまでも健康に生きていきましょう。

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