料理研究家-関口絢子の体にいいレシピ

【免疫力の食材 きのこ】 万能きのこは低カロリーで腸内環境を整える!

きのこ 料理研究家-関口絢子の体にいいレシピ

こんにちは、食と腸と健康を考える会ブログです。

このブログでは、食と腸を変えることで、健康的に過ごすことを目的とした健康情報を発信しています。

今回は、料理研究家 関口絢子先生のyoutub動画で紹介されています「免疫力をアップさせる 万能きのこ」についてを文章にしています。

低カロリーで食物繊維もたっぷり、腸活にも最適な野菜です。ぜひ、読んでみてください。

では、はじめます。

はじめに

今回は、免疫力アップの食材、いろいろなきのこを使った万能きのこというものをご紹介します。この万能きのこは、きのこ単品で使うよりも免疫力アップの相乗効果になるっていう事ときのこって意外と日持ちしないんですけれども、保存性が良くなるので、ぜひ万能きのこに加工しておくと本当に便利です。
いろいろなお料理にもアレンジできますので、そちらもご紹介していきます。
きのこの栄養的な魅力についてもお話ししてまいります。
是非、最後までご覧になってください。

きのこの栄養

きのこの栄養についてお話をします。
きのこ全般にいえるのは、まず食物繊維がとても多くて低カロリーということですね。
なので、きのこというとダイエット食材であったり、腸内環境を整えるということは周知のことだと思います。あと、ビタミンでいうと代謝のビタミンといわれるビタミンB1やB2、免疫力を高めるビタミンDが含まれています。
その他、旨味成分でもあるアミノ酸が豊富に含まれます。
さらに、しめじや椎茸などはオルニチンというものを多く含んでいるんですね。
実は、このオルニチンって、二日酔いの後に、しじみ汁がいいといわれるしじみにも含まれているのですが、なんとしじみよりもしめじや椎茸の方が、断然多く含まれているというのは、意外かなと思います。
さらに、ストレスレスを軽減すると言われるギャバも含まれています。
そして、がんの抑制に役立つβグルカンというものが豊富に含まれているのも特徴です。βグルカンは、発酵性の食物繊維でもあるので、腸内の善玉菌によって有効成分に作り変えられて、腸内環境を良くしたり、さらに免疫細胞に直接働きかけたり、免疫に関与する因子を活性化したりと様々な健康効果が知られています。
血糖値のコントロール、そしてコレステロールの低下がん抑制、とにかくきのこというのは素晴らしい成分がいろいろ含まれているんですね。
きのこにオルニチンが多いというのは、私も意外だったんですけれども、オルニチンというのは、疲労回復肝臓をサポートする効果があるんですね。
そして、きのこは1種類単品で使うよりも、3種類ぐらい混ぜることで、それぞれが持つ旨味成分の相乗効果で、おいしくなるということと、それぞれが持つ栄養素の相乗効果で、がん抑制効果をはじめとする免疫力を高める効果も高まるということなので、ぜひ数種類織り交ぜて使っていただきたいと思います。

万能きのこ

万能きのこの材料です。

きのこ3種以上で過食部500g程度 オリーブオイル大さじ3、ニンニク2かけ、塩適量

まず、きのこですね。今回は舞茸、しめじ、エリンギ、椎茸を用意しています。
全体で過食部として500g ぐらいご用意ください。
3種類以上を使っていただくことをお勧めいたします。
そして、にんにく2かけ、オリーブオイルが大さじ3になります。
今回は、オリーブオイルを使っていますが米油やごま油など、お好みの油で結構です。

まず、しめじです。
石づきの部分ですね。根元の部分は切り落とします。
そして、しめじは、バラバラにしておきます。
きのこ類は、基本全部冷凍できますので、とにかく買ってきて、すぐ使わない時は、使いやすいようにバラしてジップロックなどの保存袋に入れて、冷凍庫で保存してしまうというのは、もっとも簡単でオススメなんですけれども、今回のように、もうすでに美味しく加工しておくことで、すぐいろんなお料理にアレンジが効くんです。
そのお料理がおいしくなるというのと、免疫力アップを高めるような調理法になりますので、ぜひ活用してみていただきたいなと思います。
 
まいたけの方もバラしておきます。きのこは、基本洗いません
スーパーで売っているようなきのこは工場生産で清潔な環境で、作られていますのであまり汚れもないんですけれども、もし気になるようであれば固く絞った布巾で、カサの部分を、拭き取るような感じでお掃除をするという感じです。
洗ってしまうと風味が飛んでしまいます。そして水っぽくなりますのでそのまま使っていきます。
きのこは、水分が多いので加熱していくと、縮んでいきますので、若干、大きめに切っていきます。
椎茸も、ころころっと一口大にカットしました。
にんにくは、丸のまま1回潰して香りが出やすくしてから、刻んでいきます。
刻み加減は、ちょっと粗めで結構です。
オリーブオイルをフライパンにひいていきます。
先ほどのにんにくです。オリーブオイルとにんにくを香りが良くなるまで、炒めていきます。にんにくという食材自体も免疫力を高めたり、がんを抑制するという意味では非常に役立つ食材なんですよね。
にんにくが、いい香りがしてきました。


今回は、かなりたっぷりのきのこなので大きなフライパンで、たっぷりですね。
きのこなんですけれども、ほとんどが水分なんですね。
火加減を少し強火にして、少し焼き付けるようにして水分を飛ばしていきます。
味を凝縮させる、旨味を凝縮させるのが、美味しく仕上げるポイントになります。火を強めました。一気に炒めていきます。
今の量を覚えておいてください。どのくらい嵩が減るのか、比べてみたいと思います。
きのこは、だんだんしんなりすると水分が出てきます。
きのこの量、かなり少なくなるまで、水分を飛ばしていきます。
きのこ何種類か入れることで、それぞれがもっているアミノ酸の種類が多くなればなるほど、旨味が凝縮してきます。
水分を飛ばすことで、さらに美味しくなるんですね。
フライパンの底に、あまり水分見えないですよね。だいぶ、旨味が凝縮している証拠です。
少し、広げてきのこに焼き色をつけていきます。
最初の量から考えたら1/3ぐらいなってしまいましたよね。
きのこの美味しさがぎゅーっと凝縮されるんですね。
全体に、きのこに焼き色がついてきましたので、火を弱めます。

今回はですね、万能きのこということなので、いろいろなお料理に何でも合うように味付けが、シンプルにお塩だけにします。
お好みでお醤油を入れていただいても結構です。
今回は、余計なもの、一切入れてないんですけれども、きのこだけの旨味が本当に際立って、楽しめるお料理なので、あえて、お塩だけにしたんです。
ぜひ、何種類か混ぜたきのこの旨味を楽しんでみてください。

きのこに美味しそうな焼き色がつきましたので、火を止めていきます。
万能きのこ完成しました。


あんなにあったきのこが、こんなにギュッと凝縮しちゃったんですね。
旨味も栄養もギュッと凝縮したので、すごくパワーがあるわけですよ。
このきのこを使って、いろいろなお料理のアレンジができるんですね。
例えばご飯を炊くときに味付けとこのきのこをたっぷりのせて炊くと、きのこご飯が出来ます。

そして、卵と一緒に合わせればキノコのオムレツができるんですね。


グラタンに加えたり、後は、普通にお味噌汁なんかに入れてきのこ汁にしていただいてもいいと思います。


パンの上に、たっぷりのせて、チーズをのせて焼けばきのこトーストになります。


納豆の中に混ぜてしまうときのこ納豆になるんですね。


こちらも免疫力アップには、非常に役立つレシピになります。
とにかく、万能きのこを作っておくと、美味しい状態で、きのこをすぐ加工するので、冷蔵庫で傷ませてしまうという心配もないし、いろんなきのこが混じることでとで生まれる美味しさと健康効果が期待できます。
まずは、お味見したいと思います。
ただのきのこなんですけれども、フランスとかイタリアの珍しいきのこじゃないかと思うぐらい、すごく良い香りがします。
スーパーで買ってきた普通のきのことは思えないですね。
いただきます。
めちゃくちゃ美味しいです。本当に、ただのきのこなんですけれども、旨味がギュッとしてますね。これは、やっぱり調理法とブレンドしているっていうのは大きなポイントなんですよ。これだったら、ラーメンの上とかお蕎麦の上に乗せるだけでも、すごく豪華になりそうです。
本当にいろんなお料理にアレンジできるし、トッピングするだけでも十分だと思います。もちろん、このまま召し上がっていただいてもいいと思います。
お酒のおつまみにもぴったりです。お弁当のおかず作り置きにも、とっても重宝します。是非、試してみてください。
冷蔵庫で4~5日くらいで使い切ってください。
今回は、免疫力アップの食材、きのこを使った万能きのこをご紹介しました。
本当に普通のきのこが驚くほどおいしくなります。
お料理にも色々使えて、とっても便利です。是非試してみてください。

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